ただのキモヲタがジャニヲタになった話
暇を持て余らせたヲタクが何気なく自分の中身の無い反省を振り返っていたところ、まあ唯一自分の人生のターニングポイントになった大学入学して間もない頃の思いもしていなかった沼に落ちた話を記念に書いてみようと思います。
その前に私のプロフィールを、このネットが蔓延る昨今バレない程度に
体型:ほんとデブ(最近歩いてもいないのに膝が痛むのが悩み)
好きな食べ物:ナポリタン
趣味:推しを見て可愛いって言うこと
好みのタイプ:眉毛が太い人(できれば色黒)
ヲタク履歴:
2010年:深夜の時間帯にやってるちょっとエッチなアニメを夜な夜な見るのが日課に
2011年夏ごろ:某アイ〇ルマ〇ターにハマる
2012年:担当が活躍しなさすぎてP業を辞めることを決意
2012年:ア〇マスライブに当選し一瞬で出戻り
2016年:とあるきっかけでジャニーズにはまる
そして現在へ.....
まあ、ジャニーズを知る前の私は正直そこら辺のアニヲタと何ら変わらなかった。
どんなアニメを見ても好きになるのは女の子キャラだし、イケメンたちの熱い友情よりもまんが〇イムきららのような日常モノや何故か異様にモテる主人公と女の子たちっていうハーレムモノの方が好きだった。
一時期はフィギュアとか抱き枕カバーとかも買ってて、毎日キャラのイラストが載ってるクッションを抱いて眠っていた。我ながらほんとキモいね
そんな私がヲタクターニングポイントその1を迎えたのは、2011年のこと。アイマス2のPVを何気なく見て、その中の1人のアイドルに一目ぼれした。
その名前は「双海 真美」だ。
元々アイマス自体は知ってたんだけど、まあ動画で見かけるぐらいでアイドルはほとんど分かっていなかった。そんな中真美に一目ぼれした私は、もうそれはそれは本当にただのキモヲタだった。そもそもゲームにはあまり興味がなかったんだけど、これを機にPS2とアイマス2を購入。とりあえず暇な時間があれば真美をプロデュースする日々を続けていた。アニメに関しては当時は「パパのいうことを聞きなさい!」と「スマイルプリキュア」をアホほど見てた。
プロデューサーになってから約1年と少し、ある情報を耳にする
これまで声優さんには特に興味がなかったので気にしてはいなかったが、何故かこのとき「プロデューサーたるもの、真美が歌う姿を1度だけでも直接見届けなければ」と謎の使命感が沸き起こり、とりあえず応募するだけ応募してみた。
まあ運というのは不思議なもので、そこまで望んではいないことほど当たるものなんですね。なんとそのライブに当選した。そこから私の現場ヲタへの長い道のりが始まった。楽曲自体は知ってたから、とりあえずDVDを購入して、定番曲のコールを覚えた。このライブがきっかけで「ライブではコールをするもの」「ライブでは基本担当の色のペンライトを振るもの」という先入観が生まれてしまったわけだ。
まず結論から言うと、ライブはめちゃくちゃ楽しかった。真美の声優さんの最初の挨拶での「ねえちゃーーん!!!!」で後先考えず叫び過ぎて、開始数分で喉がしんだ。コールもペンライトの色をアイドルに合わせるのも本当に楽しくて、これからはある度に応募はしてみようと思うようになったよね。アイマス最高!!!!!!!
まあそこからアイマスや数々の萌えアニメ(時々エロゲ)と共に私はすくすくと成長した。リリースされてすぐにモバマスも始め、絶好調で課金してお金をモバゲーと円盤とエロゲに捨てていた。
そんなこんなで2015年の春、私は同じサークル繋がりで仲の良かった友人から何気なくある一言を言われる。
「○○(私)って、このジャニーズ好きそうだよね」
当時はそれはそれはネットに毒され過ぎて偏見満載のめんどくさいヲタクだったので、
「いやいやいや...私アニメヲタクぞ?????そんなジャニーズとかいうブス軍団にハマるわけねえwwwwww(ジャニーズのみなさんごめんなさい)」
と思っていたわけで.....
でも、ヲタクの勘でその友人の性癖やチョイスには絶対的な信頼を置いていたので、大学生という絶好調に暇だったのも相まって、何気なくその勧められたジャニのグループの映像を某よう〇べで見てみた
「これが言ってたジャニーズか~~~まあ確かに色黒だし好きそう感はある」
「結構メンバー同士仲いいんだね~~~~ジャニ―ズってビジネス仲良しばっかりだと思ってた(失礼)」
「ふ~~~ん確かに顔がきれいな人も何人かいるね」
「ん???????」
「ちょっとまって、なんか可愛いのいない?????????」
これが自担との運命の出会いである(メルヘン風)
名前は一応伏せておくけど、推されたジャニーズとは同じグループではあれど違うメンバーにハマりました。まあぶっちゃけなんで拗らせたのかは分からない。今までの推し(まあみんな女の子なんだけど)と比較してみても「かわいい」という点しか共通点が見つからない。あれから時は経ち早くも3年目に突入しましたが、今も全力で底なし沼に全身浸かりつつ拗らせた原因を探し続けています。1つだけ言えることは「自担かわいい(大声)」
この後はもう本当にいろいろなことがあった
自担に会いたい。ただそれだけの健気な気持ちでコンサートに行ったものの、アイマスのせいで身体に染みついたプロデューサーの血は抜け切れるわけでもなく
・振れるもんなら振ってみろという公式からの宣戦布告とも受け取れる持ちにくいペンライト
・ペンライトが1色しか光らない(しかも淡い)
・入場して発声練習してたら見ず知らずのジャニヲタに笑われる
・みんなそんなにペンライト振らない
・協賛の企業名を言わない
・MC始まったらすぐ座る
・バラードの時に「捧げ」をして、横の人に「何そのペンライトの動き」と言わんばかりな顔をされる
・そんなにコールをしない
・我こそがファンサを貰おうという空気に包まれてて全然「仲間だもんげ!」じゃない
・落下物にガチ
・何故にFULLで歌わない曲があるの
・でも衣装めっちゃ変わる
・っていうか2時間ちょっとで終わるの早くない???
・コンサートが終わった後に周りの人に挨拶しない
二次ドルヲタクにとってジャニーズコンサートの世界はあまりにも違っていた。少なくともアイマスライブは「プロデューサーが一体となって、アイドルをコールとかサイリウムの光という形で応援しよう」という空気感があったけど、その空気と比べるとジャニーズコンサートはまさに戦場だった。
でもそんな戦場だったからこそ、ステージの上で笑顔で踊るアイドル達が余計に神々しく見えた。銀テープを取り合う醜いヲタクを尻目に笑顔で手を振るアイドル達を見てたら、穢れを知らない天使のように見えた。何故か泣きそうになった
あの時の初めてのコンサートのことはよく覚えていないけど、終わってすぐ友人に「みんな初音ミク的なホログラムに見えた...」って言ったことは覚えてる
さっきもチラっと言ったように、今もそのグループ、そして自担を変わらず追いかけ続けてる。最近はおかげさまでジャニーズコンサートのルールにも慣れて、めっちゃ高いオペラグラスも買った。「何か物を使って自由にボケる」コーナーで自担がヲタ芸始めたときはガチで凹んだりもしたけど、よくよく考えたら一周回ってアリだなと思い始めてきた(?)持ち物も自然と担当カラーが増えてきて、友人に「なんか最近小物のBBA感すごいよね」って言われたり、ジャニーズを推すのは二次ドルを推すのとはまた違った楽しみがあって楽しいです。そしてなにより、二次をひたすら愛していた時期と比べて親の目が優しくなりました。自担は色黒でもなければ眉毛も太くない、世間的には可愛いポジではないらしいんですが(ちょっと私にはよく分からない)、まあ多分私の中の何かに突き刺さるものがあったんでしょう!!多分変なスキャンダルが出ない限り応援し続けるんだと思います!!!!
最後に1つ、二次ドルとの掛け持ちキモヲタから言わせてもらえるのなら、声を大にして「もっとメンバー別のグッズを出してくれ!!!」と言いたいです。